2021-08-19 workflowy、動いている日記、秋明菊
教えてもらったworkflowyに登録してみた。
アウトライナーという手法を知るほどに、私の混沌とした頭の中を整理するのに必要な技だなと感じはするのだけど、始め方や実用例を調べる過程ですでに、要約し、グループ化し、優先順位をつけるということ自体が殊更に苦手なんだなあと実感している。 scrapboxにすんなり入り込めたのは、書き散らして放っておいたものがいつのまにか繋がってくる感触がいつも自分が脳内でやっていることであったからだろう。
アウトライナーの場合、書き散らしたものもどこかの段階でそれを要約して仕分けする作業が必要。それこそ私の不得意分野なのであり、ちょっとしばらく具体的に手を動かしてみないことには自分がこれを使いこなせるのかわからない感じ。
階層を上から作ろうとするのは「未来予測ができないからどんな項目を作ればいいか思いつかない」し、階層を下から作ろうとするのは「文章を要約したり種類別にすることができないから分類できない」しで真ん中でうろうろしている自分の姿しか見えない。
まあでもつまるところこれは私にとって足りない要素なので、いじって慣れてみよう。
この場所に書く日記は、種とか苗みたいなイメージだ。
毎日ぽつぽつと植えてみたものが自然に交配したり、蔦がからまったり、時には忘れられて土にかえったり、何年も先に急に芽吹いたり、そんなダイナミックで有機的な庭に育つイメージ。
ほんとはよそから鳥がやってきて見知らぬ植物の種を落としてくれたり、思わぬ根が隣の垣根を超えてやってきてくれて、それが混ざっていって…ということが起こせたら楽しいのになと思っている。
冬にクリスマスローズかなと思ってどうやらそうではないと後ほど気づいた植物は、秋明菊だった。
シュウメイギク。
色は派手ではないが仕立てのいい着物をきちっと着込んでいる細身のひとみたいな名前。
花は少しアネモネに似ている。
アネモネがとても好きなのだが、以前、なんの気無しにそのことを話したらそれをちゃんと覚えていてくれて、球根から育てて花が咲く直前に送ってくれたひとがいた。
ほんとうに嬉しく大事にしていたが、球根を越冬させることができず一年限りの花になってしまった。
いまなら庭に植えて増やしてみるのに。